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ピアノの足台

夏休みがあっという間に終わってしまいましたが、生徒たちは色々なところで休暇を過ごし、小麦色に焼けて帰ってきました。来月の発表会の準備がまだこれから、という子もちらほらいて焦りますが、とにかく出来る限り頑張って…もらいます!!

さて久しぶりの更新となった今日は、保護者の方とお話する機会の多い、ピアノの足台について書きます。

子どもがチェロやヴァイオリンなど弦楽器を習うとき、子ども用の小さいサイズの楽器からスタートします。吹奏楽器はその楽器の特性から、中学生くらいから始める人も多いです。早くて3~4歳くらいからスタートできるピアノの場合、子どもも大人も同じサイズの楽器を使いますが、子どもの間は成長に合わせて、適した高さの足台を準備する必要があります。

足がぶらついた状態でピアノを弾いていると、当然ながら足で重心を受け止められません。そうすると、きれいな姿勢で弾くのが難しく、"ピアノの演奏と絶対に引き離すことのできない"脱力がうまくできない為、余計なところに力がたまる、手首の高さが悪い、指の形が悪く、安定せずにいつまでも滑る、指に力が入らない等…色々な影響が出て、ピアノの上達と大きく関わってきます。
自身のペースで学ぶのは賛成ですが、せっかくピアノを習うなら、基礎を習得して欲しいと思います。

日本ではピアノ補助台(ペダル機能無しの足置き台)、ピアノ補助ペダル(足起き台+ペダル機能)、アシストペダル(足台+ピアノのペダルに直接ペダルをつける)といったタイプがあり、成長に合わせて高さを調節でき、お値段は一万円台~あります。
ドイツではPedalbank, Pedalschemel, Klavierfußbank といった名前で売られていて、ドイツでご購入をお考えの保護者の方に、足台を買えるところをご紹介しています。

ただこの足台、いつか必要でなくなるのに買うのはもったいないと思われる方もいらっしゃいます。しかし、身長が145-150㎝位になるまでは、ピアノの足台が必要です(多少の個人差あり)から、小さいうちに早く買えば、長く使えて十分元は取れますし、足台がない、又は足台が適度な高さではないことによって生じる様々な影響を考えると、利用した方が絶対よいです。

もしくは、お家にある適度な高さの台や、子供用の低い椅子があれば、とりあえずはそれを利用するということでも、無いよりはいいです。でも成長につれて高さが合わなくなってきたり、幅が狭すぎたり、台自体が軽くガタガタ動いて安定しない等というマイナス面は出てくるかもしれません。


買うのがやはりもったいない、又はお父様が日曜大工がお得意ということであれば、お家で作ってしまう方法もあります!(↓↓ドイツ語)ただ、これだと高さが調節できませんが。
http://www.pian-e-forte.de/texte/03pedalbank.htm

足台があっても足の置き方がいい加減なのではダメです。足台の上では、足の裏をぴったりと台につけるよう、いつも指導しております♪

by pianokammer | 2015-08-20 05:00 | 講師の独り言